コヘレト2:8
קהלת ב ח כנסתי לי גם כסף וזהב וסגלת מלכים והמדינות עשיתי לי שרים ושרות ותענגות בני האדם שדה ושדות この一節は「すべてを手に入れた人の静かな告白」です。 ブログ用に整えました。 ■ コヘレト2:8 ― すべてを集めた、その先に ― ■ ■ 意訳 私は、銀と金を集め、 王や国々の宝を手に入れた。 歌い手や楽しみを揃え、 人のあらゆる喜びも味わった。 ■ この一節の意味 この言葉は、ただの贅沢の話ではありません。 👉 「人が欲しがるものを、すべて手に入れた」 という宣言です。 お金 権力 名誉 芸術 快楽 つまり、 👉 この世のフルコース ■ それで、どうなったのか? コヘレトはこのあと語ります。 👉 「すべては空(ヘベル)」 ■ 空とはなにか? これは「虚しい」というよりも 👉 「つかめない」 という意味に近い。 どれだけ集めても、 どれだけ満たしても、 👉 心は完全には満たされない ■ 禅との重なり 禅では言います。 👉 「足るを知る」 利休は言いました。 👉 「ただ湯をわかし、茶を点てて飲むばかり」 ■ カバラ的に見ると 人は 👉 受け取る器(ケリ) です。 しかし 👉 受け取るだけでは満たされない なぜなら 👉 光(与える側)とつながらないから ■ 茶の湯での答え すべてを手に入れたあと、 最後に残るものは何か? 👉 一碗の茶 金でもなく、名誉でもなく、 ただ静かに差し出される一服。 そこには 👉 比べるものがない 👉 競うものがない ■ ミサさんの言葉にすると 👉 「すべてを持っても、最後に求めるのは静けさだった」 ■ エデンの茶会へ 楽園とは、 何もない場所ではなく 👉 すべてを手放せる場所 露地を歩き、 躙口をくぐり、 茶碗を手にしたとき、 人はようやく気づく。 👉 もう、これで十分だと。 ■ 結び コヘレト2:8は、 成功の物語ではなく、 👉 目覚めの入口 そしてその先にあるのは、 👉 「一服の自由」