Vendee globe#20 保険組合 マシフ スキッパー
お詫び 🙇
トライマランのマシフは今回の大会ではなく、以前の大会でした。間違えました。🙇
いよいよ今日、フランスのサン・マロから、単独大西洋横断レース「Route du Rhum(ルート・デュ・ラム)」がスタートする予定です。
今回注目しているのは、以前から紹介しているフランスの相互保険会社「MACIF(マシフ)」です。
フォイルを備えたIMOCAクラスに参戦しています。
日本に例えるなら、国民共済や県民共済のような共済組織が外洋ヨットレースのチームを持ち、セーラーを育成し、世界最高峰のレースに挑戦しているようなものです。
そして、その活動が大会を盛り上げ、企業の広告宣伝やブランド価値の向上にもつながっている。
単にヨットにスポンサーの名前を付けているだけではなく、スポーツを支援し、人を育て、その活動を通じて社会に企業の存在を伝えているわけです。
日本ではなかなか見られない、フランスらしいスポーツと企業の関係ではないでしょうか。
ヨットレースの勝敗だけでなく、その背景にある企業の考え方や育成システムにも興味があります。
今回のルート・デュ・ラムでも、MACIFは注目したいチームの一つです。
AIリサーチ
### Route du Rhum 2026
### Sam Goodchild(サム・グッドチャイルド)
### MACIF Santé Prévoyance
2026年11月1日現在
ルート・デュ・ラムで注目されているMACIF(マシフ)のスキッパー、サム・グッドチャイルド。
イギリス出身の外洋レーサーでありながら、フランスのオフショアレース界で実績を積み、世界トップクラスのIMOCAスキッパーへと成長した選手です。
特に興味深いのは、イギリス人でありながら、フランスの単独外洋レースの世界で育ってきたことです。
### 1\. プロフィール
生年月日:1989年11月19日
年齢:36歳
出身:イギリス・ブリストル
国籍:イギリス・フランス
活動拠点:フランス・コンカルノー
所属:MACIF Santé Prévoyance
主な実績:IMOCA年間王者 2023年・2025年
目標:Vendée Globe 2028 優勝
### 2\. 幼少期から外洋レーサーへ
サムは7歳まで家族とヨットで生活していました。
2005年ごろから、イギリスの有名な外洋レーサー、アレックス・トムソンやマイク・ゴールディングのチームで経験を積みます。
2010年には英国の若手育成組織Artemis Offshore Academyに参加し、フランスのフィガロ・サーキットに進みました。
その後、Class40、Figaro、Ocean Fifty、Ultim、IMOCAと、幅広い艇種で腕を磨いています。
つまり、単独航海だけでなく、ダブルハンドやクルーレースにも強い選手です。
### 3\. 主なレース成績
2019年:Transat Jacques Vabre / Class40 2位
2021年:Pro Sailing Tour / Ocean Fifty 優勝
2023年:IMOCA Globe Series 年間優勝
2024〜2025年:Vendée Globe 9位
2025年:The Ocean Race Europe 優勝チーム
2025年:IMOCA Globe Series 年間優勝
2026年:1000 Race 優勝
2026年:Vendée Arctique 2位
2024〜2025年のヴァンデ・グローブでは、トマ・ルイヤンが以前乗っていたLinkedOutを引き継いだ艇で、76日2時間1分、9位でした。
旧世代艇での9位は、実力を示す結果だったと思います。
### 4\. なぜMACIFのスキッパーになったのか?
ここが重要です。
MACIFは、2024〜2025年ヴァンデ・グローブ優勝者、Charlie Dalin(シャルリー・ダラン)のチームです。
ダランが療養に専念するため2026年シーズンのレース参加を見送り、後継スキッパーとしてサムがMACIFを任されました。
しかも、2028年ヴァンデ・グローブに向けて、新型IMOCAの建造計画も進んでいます。
### 5\. MACIF艇の性能
設計:ギヨーム・ヴェルディエ
建造:CDK Technologies / MerConcept
進水:2023年
全長:約18.3m
全幅:5.5m
喫水:4.5m
マスト高:29m
重量:約8トン
フォイル:装備
この艇はダランが世界一周を制した優勝艇そのものです。
### 6\. Route du Rhum 2026への挑戦
MACIF公式発表によると、サムは今回、優勝を狙える艇での参戦に大きな責任を感じているそうです。
ライバルとして、ジェレミー・ベユー、アンブロージョ・ベッカリア、ヴィオレット・ドランジュ、エロディ・ボナフーらを警戒しています。
大会のスタート予定は、2026年11月1日、フランス時間13時02分(日本時間21時02分)です。
公式情報
Route du Rhum・サムの選手紹介
[https://www.routedurhum.com/en/skippers/sam-goodchild](https://www.routedurhum.com/en/skippers/sam-goodchild?utm_source=chatgpt.com)
MACIF公式・2026年大会への意気込み
[https://www.macif.fr/assurance/la-macif/actualites/imoca/route-du-rhum-2026](https://www.macif.fr/assurance/la-macif/actualites/imoca/route-du-rhum-2026?utm_source=chatgpt.com)
### 7\. サム・グッドチャイルドの興味深いところ
私が特に興味を持ったのは、サムがイギリスの育成組織からフランスのフィガロへ進み、さまざまな艇種を経験してIMOCAの頂点に近づいてきたことです。
フランスには、ポール・ラ・フォレをはじめ、若いセーラーを育成する仕組みがあります。
フィガロで単独航海の技術を磨き、Class40やOcean Fiftyで外洋レースの経験を積み、IMOCAへ進む。
こうした段階的な経験が、世界トップクラスの外洋レーサーを育てているのでしょう。
そして今回、サムはヴァンデ・グローブ優勝艇MACIFを引き継ぎました。
ダランが世界一周を制した艇で、今度はサムが大西洋横断の頂点を目指します。
さらに2028年には、新型IMOCAでヴァンデ・グローブ優勝を狙う計画です。
イギリスで生まれ、フランスの外洋レース界で成長したサム・グッドチャイルド。
これからのIMOCAクラスを代表するスキッパーの一人として、注目したい選手です。