ルート テュ ラム ULTIM トップ

### Route du Rhum 2026 ― 巨大トライマランを操る若き王子

ルート・デュ・ラム、ULTIMクラス。

全長32メートル、艇速35〜40ノットにも達する巨大なトライマランを、たった一人で操る大西洋横断レースです。

昨日11月4日の情報では、トップを走っているのは29歳の若手スキッパー、トム・ラペルシュ(Tom Laperche)。

艇名はSVR-Lazartigue。2位との差は約170海里とのことです。

トムは、フランス外洋レース界の「セーリングの王子」とも呼ばれる存在のようです。

子供のころ、OPディンギーでルート・デュ・ラムに出場したいと言っていたそうです。

普通なら子供の夢物語で終わりそうですが、フランスのセーラーたちは少し発想が違うようですね。

以前紹介したバイオレット・ドランジュも、OPディンギーでドーバー海峡やジブラルタル海峡を横断しています。

小さなOPディンギーから、世界最高峰の外洋レースへ。

夢の大きさも、それを実現しようとする行動力も、なかなか日本では想像できない世界です。

ところで、最近はブログをずいぶんたくさん書いています。

もっとも、自分のブログなのか、AIのブログなのか、少々怪しくなってきました。(笑)

最近では、自分で書いたブログをスマートフォンで音声にして聞きながら、新しいことを学んでいるような感じです。

そもそも自分の知らないことをAIに教えてもらい、それをブログにしているのですから、私自身も半信半疑で理解しています。

AIは便利ですが、時にはもっともらしい間違いも教えてくれます。

ですから、読まれる皆さんも、どうぞ半信半疑でお願いします。

正しいかどうかを考えることも、知らない世界を知ることも、また一つの楽しみです。

そんなわけで、今日もAI先生と一緒に、フランスの外洋レースの世界をのぞいてみたいと思います。

AIリサーチ

トム・ラペルシュ(Tom Laperche)

2026年 Route du Rhum|ULTIMクラス

フランス外洋レース界で注目されている、29歳の若手スキッパーです。

興味深いのは、フランソワ・ガバール(François Gabart)の後継者であり、ブルターニュの育成システムから育った選手だということです。

しかも、単に速いセーラーではありません。機械工学を学んだエンジニアでもあります。

1. プロフィール

名前:Tom Laperche(トム・ラペルシュ)

生年月日:1997年6月24日

年齢:29歳

出生地:フランス・ルデアック

育った地域:ブルターニュ、ラ・トリニテ=シュル=メール周辺

学歴:コンピエーニュ工科大学、機械工学

所属:MerConcept

現在の艇:SVR-Lazartigue

主な師匠:フランソワ・ガバール

2. ヨット人生は5歳から

ラペルシュは5歳ごろ、父親や兄とセーリングを始めました。

13歳のときには、父親とMulti50で大西洋を横断しています。

父親フィリップは歯科医師で、2010年のルート・デュ・ラムにアマチュアとして参加した経験があります。

つまり、プロのヨットレーサーの家庭というより、外洋航海を愛する家庭で育ったのです。

本人は子供のころからルート・デュ・ラムに憧れ、オプティミストで参加したいと考えていたそうです。

そのとき、家族の知人だった名セーラー、ローラン・ブルニョンから、それはできないと教えられたという逸話もあります。

3. ブルターニュの育成システムから世界へ

ラペルシュの経歴で特に注目したいのは、Bretagne-CMBの育成プログラムです。

これは若手セーラーを選抜し、フィガロ級で経験を積ませ、世界レベルの外洋レーサーへ育てる仕組みです。

主な戦績は次のとおりです。

2020年:Solitaire du Figaro 3位

2021年:フランス外洋レース選手権優勝

2022年:Solitaire du Figaro 優勝

2023年:Transat Jacques Vabre ULTIM 2位

2024年:Arkéa Ultim Challenge 世界一周挑戦

2025年:Rolex Fastnet Race 優勝

2025年:Transat Café L'Or ULTIM優勝

2026年:24H ULTIM 優勝

フィガロのワンデザイン艇で単独航海の技術を磨き、巨大なフォイリング・トライマランへ進んだわけです。

4. フランソワ・ガバールとの出会い

フランソワ・ガバール(François Gabart)は、2012〜2013年Vendée Globeの優勝者です。

ラペルシュは2019年、ガバールが設立したMerConceptでエンジニアとして研修を受けました。

2021年にはガバールのコスキッパーとなり、Transat Jacques Vabreで2位。

その後、2024年からSVR-Lazartigueの舵を任されるようになります。

ガバールは彼を「セーリング界の小さな王子」と呼んでいます。

これは、師匠が若い選手に艇とチームの未来を託した、興味深い世代交代ですね。

5. 愛艇 SVR-Lazartigue

全長:32m

全幅:23m

マスト高:36m

重量:約17トン

進水:2021年

設計:VPLP

建造:CDK、Multiplast、MerConcept

この巨大なフォイリング・トライマランを一人で操ります。

風、波、セールトリム、フォイルの揚力、オートパイロットの設定など、あらゆる要素を調整しながら、30ノットを超える速度で航海する世界です。

2024年のArkéa Ultim Challengeでは単独世界一周に挑戦しましたが、浮遊物との衝突により南アフリカへ寄港し、リタイアしています。

6. 2026年ルート・デュ・ラム

2026年11月4日11時(フランス時間)の確認順位では、ラペルシュはULTIMクラスの1位を航行していました。

艇速:32ノット

ゴールまでの距離:1,792海里

2位との差:25.5海里

これは11月4日時点の記録であり、現在のリアルタイム順位ではありません。

7. 注目したいのは「育成と継承」

ラペルシュの経歴には、一つの流れがあります。

父親との航海から始まり、ブルターニュの育成制度、フィガロでの修業、ガバールとの出会い、そしてULTIMのスキッパーへ。

しかも本人は、パフォーマンスは常にチーム全体の仕事の結果であるという考えを示しています。

かつてガバールがミシェル・デジョワイヨーらの世代から学び、今度はガバールがラペルシュへ経験を伝える。

フランスの外洋レース界の強さは、艇の技術だけではなく、こうした人材育成と世代交代にもあるのではないでしょうか。

そして面白いのは、ラペルシュにとって2026年が初めてのルート・デュ・ラムだということです。

29歳の若者が、ガバールから受け継いだ艇で、世界最高峰の単独大西洋横断レースに挑んでいます。

フランスの外洋レース界には、若い才能を発掘し、育て、次の世代へと経験を伝えていく仕組みがあります。

一人の天才が突然現れるのではなく、長い時間をかけて人を育てる。

トム・ラペルシュの活躍は、そんなフランスの外洋レース文化を象徴しているように思います。


スポンサー企業は?

 SVR-Lazartigue(SVRラザルティーグ)のスポンサー企業

SVR-Lazartigueは、フランスの企業スポンサーによるヨットチームです。

名前には2つの企業が入っています。

SVR:フランスのスキンケア・化粧品メーカー。

Lazartigue:フランスの高級ヘアケアブランド。

どちらも美容・化粧品関連の企業です。

MACIFが相互保険会社なのに対して、SVR-Lazartigueは美容関連企業の支援を受けているのが特徴です。

実際のオーナーは「KRESKグループ」

フランスの化粧品グループ、KRESK(クレスク)が2021年に艇を取得しました。

経営者はディディエ・タバリー(Didier Tabary)氏です。

興味深いのは、フランソワ・ガバールが以前MACIFの支援を受けていたことです。

MACIFとの契約終了後、KRESKが新しいパートナーとなりました。つまり、ガバールを通じてスポンサーが引き継がれた形です。

また、2026年10月のスポンサー担当者へのインタビューによると、企業側の目的は単なる商品宣伝ではありません。

企業の知名度向上、従業員の結束、技術革新、海洋環境保護などを重視しており、少なくとも2028年まで活動を継続する方針です。

日本に例えるなら、化粧品メーカーが巨大なレーシングヨットを所有し、プロチームを運営して、世界最高峰のレースに参戦しているようなものです。

フランスでは、保険会社のMACIFも、化粧品会社のKRESKも、外洋レースを企業文化やブランドづくりに活用しているわけですね。









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