鈴木晶友選手 vendde glove #17

ルート・デュ・ラム2026 ― 鈴木晶友の挑戦とフランスのヨット文化

『山上宗二記』が面白くて、茶の湯の話をもう少し続けたいところですが、ヨットの世界では大きなニュースです。

11月1日、フランスのサン・マロから、単独大西洋横断ヨットレース「Route du Rhum(ルート・デュ・ラム)」がスタートします。

日本からは鈴木晶友選手が、IMOCA60「MILAI-FURUNO」で出場します。

残念ながら、最新のフォイラーを相手に優勝を争うというより、今回は実績を積み、2028年のヴァンデ・グローブ出場資格を獲得するための重要なレースではないかと思います。

ヴァンデ・グローブは、単独・無寄港・無援助で世界を一周するレースです。

日本人では白石康次郎さんがすでに出場、完走していますので、晶友君が完走すれば日本人2人目ということになります。

さて、今回のルート・デュ・ラムの見どころは、何といってもULTIMクラスでしょう。

巨大なトリマランを、たった一人で操って大西洋を横断するのです。

新艇のGitana 18、SVR-Lazartigue、Banque Populaire、Sodebo。

あの巨大な船を一人で走らせるのですから、考えただけでも興奮します。

IMOCAクラスでは、個人的にセバスチャン・シモン、MACIF、Malizia、そしてイタリア人女性セーラーのフランチェスカ・クラプチッチなどが気になります。

最新のフォイル艇が、どんな走りを見せてくれるのでしょうか。

それにしても、フランスと日本ではヨット文化が違いますね。

もう40年ほど前から感じていることですが、約30年前、自分が単独大西洋横断レースに参加したとき、先輩の松さんから、

「日本は50年遅れているよ」

と言われたことを覚えています。

あれから30年近くたちました。

しかし、フランスの外洋レース文化を見ていると、日本は永遠に追いつけないのではないか、と思ってしまいます。

もちろん、日本にも素晴らしいセーラーがいます。

DMG MORIは巨額の資金を投じて白石康次郎選手の挑戦を支えてきましたし、晶友君も多くの企業や個人の支援を集めながら、世界の舞台に挑んでいます。

ただ、フランスには選手だけでなく、造船所、設計者、スポンサー、港町、そしてレースを楽しむ人々がいます。

ヨットレースが、一つの文化として根づいているのです。

さて、ここからは鈴木晶友君の話です。

実は、晶友君とは小学生のころからの知り合いです。

お父さんと親しくしていた関係で、子どものころから知っています。

OPディンギーから始まり、シーホッパー、そして大学のヨット部へ。

法政大学でも競技を続け、なかなかの一流セーラーになりました。

ところが、ここからが面白い。

大学を卒業して、日本を代表する大企業に就職したのです。

普通に考えれば、安定した会社員として、恵まれた人生が待っていたのではないでしょうか。

ところが、会社を辞めてしまいました。

その話を聞いたお父さんが、

「ふらふらしたよ」

というようなことを話していた記憶があります。

親としては、せっかく立派な会社に入ったのに、と思ったのでしょうね。

その後、ヨット関係の仕事にも携わりながら、インターナショナル・モスという、フォイルで海面を飛ぶように走るディンギーにも熱中していたようです。

モスは小さな船ですが、スピードも技術も大変なものです。

そして、ここからは自分の勝手な想像です。

以前、湘南でモス級の世界選手権が開催されたとき、フランスからミニ・トランザットに関係するセーラーたちも来日していたと記憶しています。

実はその大会に、自分も大貫さんから誘われたのですが、仕事が忙しくて行けませんでした。

もしかすると、晶友君はそのころ、フランスの外洋レースの世界に強く刺激を受けたのではないでしょうか。

もちろん、これは本人に聞いた話ではありません。

自分の想像です。

もう15年ほど前の話になるのでしょうか。

その後、晶友君はフランスへ渡り、2019年のミニ・トランザットに出場。

2022〜2023年にはClass40のGlobe40で世界一周を果たし、今度はIMOCA60でヴァンデ・グローブを目指しています。

以前、お父さんに、

「晶友君はフランスのトップセーラーたちと比べると、少し出遅れましたね」

と話した記憶があります。

しかし、考えてみれば、人生に早いも遅いもありませんね。

会社員として安定した道を歩むこともできたでしょう。

それでも、自分の意思で会社を辞め、フランスへ渡り、単独大西洋横断から世界一周へと挑戦を続けている。

素晴らしいことだと思います。

自分も約30年前、フランスの造船所に泊まり込んでMini 6.50を組み立て、1999年のミニ・トランザットに出場しました。

そのときのゴールも、今回のルート・デュ・ラムと同じグアドループ島でした。

ゴール後、港の脇のレストランで乾杯したことを、今でも楽しく思い出します。

ヨットは本当に金食い虫です。

でも、お金はなくなっても、思い出はなくならない。

そして晶友君は、今も夢の続きを走っています。

11月1日のスタートが楽しみです。

**Bon vent, Masa !**

よい風を!

AIリサーチ 鈴木晶友選手

### 鈴木晶友 ― 千葉から世界の海へ

### ミニ・トランザットからヴァンデ・グローブへの挑戦

今回は、2026年ルート・デュ・ラムに出場する日本人セーラー、鈴木晶友(すずき・まさとも/Masa Suzuki)さんの経歴とキャリアを、幼少期から2028年ヴァンデ・グローブへの挑戦まで、時系列で紹介します。

### プロフィール

2026年10月現在

氏名:鈴木 晶友(Masa Suzuki)

生年月日:1985年8月12日(41歳)

出身:千葉県

大学:法政大学・体育会ヨット部

現在の拠点:フランス・ロリアン

所属:MILAI SAILING TEAM

目標:2028年ヴァンデ・グローブ出場

出典:本人の公式サイト、IMOCA公式プロフィール。

### 1\. 幼少期 ― 稲毛ヨットハーバーから始まった夢

鈴木さんがヨットに親しんだのは、5〜6歳のころ。

両親とクルージングに出かけ、小学生時代には稲毛ヨットハーバーのジュニア教室にも参加しました。

OP級から始まり、テーザー、シーホッパーなど、さまざまなディンギーに乗り、競技セーリングの世界に入っていきます。

興味深いのは、本人が当時から、レースで勝つこと以上に「風の力で遠くへ移動すること」に魅力を感じていたと語っていることです。

### 2\. 学生時代から社会人へ

法政大学では体育会ヨット部に所属し、国体やインカレなどで競技経験を積みました。

その後も高速ディンギーのインターナショナル・モス級に取り組み、世界選手権にも参加しています。

大学卒業後は日立ソリューションズに就職。

会社員として働きながら、セーリング活動を続けていました。

しかし、子どものころから抱いていた大西洋横断の夢は消えませんでした。

2018年、会社を退職してフランスへ渡ります。

### 3\. 2018〜2019年 ― フランスでゼロから出発

鈴木さんが移住したのは、外洋レースの拠点として知られるロリアン。

当初は現地に知り合いもおらず、フランス語も十分に話せない状態だったそうです。

本人は2022年のラジオインタビューで、自転車を買って町の店を回り、英語を話せる人を探しながら、少しずつ人脈を築いたと振り返っています。

そして2019年、念願のミニ・トランザットに出場しました。

2019年 Mini Transat

シリーズ艇部門:24位/65艇中

単独大西洋横断を完走。

本人チーム発表による記録です。

1999年にORIONで出場されたミニ・トランザットから、ちょうど20年後の大会ですね。

### 4\. 2022〜2023年 ― Globe40で世界一周

次の挑戦は、Class40によるダブルハンド世界一周レース「Globe40」でした。

中川紘司さんと組み、寄港地を経由しながら世界を一周。

途中、さまざまな故障やトラブルを乗り越え、2023年4月にロリアンへ帰港しました。

2022〜2023年 Globe40

総合成績:3位/7チーム中

約9か月をかけて世界一周を達成しました。

日本セーリング連盟の大会報告による記録です。

この経験によって、ミニ6.50の単独大西洋横断から、より大型のClass40での長距離航海へと活動を広げました。

### 5\. 2025年 ― IMOCA60への転向

2025年、鈴木さんはフランス人セーラーのルイ・デュック(Louis Duc)と組み、ダブルハンド大西洋横断レース「Transat Café L’OR」に出場しました。

ここで初めてIMOCA60による本格的な大西洋横断レースを経験します。

成績はIMOCAクラス14位、ダガーボード艇では2位。

なお、大会公式の選手紹介には13位という異なる記載もあります。

この経験は、2028年のヴァンデ・グローブに向けた大きな転機となりました。

### 6\. 2026年 ― 自分のIMOCAでルート・デュ・ラムへ

現在の艇は、MILAI-FURUNO(JPN 22)。

艇種:IMOCA60

全長:18.28メートル

進水:2006年

設計:Farr Yacht Design

建造:CDK Technologies

フォイル:なし・ダガーボード艇

旧艇名:PRB、AKENA Vérandas、Initiatives-Cœurなど

かつてヴァンサン・リウやアーノル・ボワシエールが乗っていた船です。

最新のフォイラーと比較すると古い設計ですが、長年の外洋レース経験を持つ艇でもあります。

鈴木さんは、この船で2026年11月1日スタート予定のルート・デュ・ラムに出場します。

大会は、2028年ヴァンデ・グローブの出場資格獲得に向けた重要な一戦と位置づけられています。

### 7\. キャリアを振り返る

1985年〜|千葉で育つ

幼少期からヨットに親しみ、ディンギーレースに取り組む。

大学〜2017年|競技と会社員生活

法政大学ヨット部、国体、モス級世界選手権。

卒業後は日立ソリューションズに勤務。

2018〜2019年|Mini 6.50

フランスへ渡り、2019年ミニ・トランザット24位完走。

2022〜2023年|Class40

Globe40で世界一周、総合3位。

2025年|IMOCA60

ルイ・デュックと大西洋横断レースに出場。

2026年|Route du Rhum

MILAI-FURUNOで単独大西洋横断に挑戦。

2028年|Vendée Globeを目指す

単独・無寄港・無補給の世界一周を目標に活動中。

### 8\. 鈴木晶友というセーラーの特徴

彼のキャリアで特に興味深いのは、一段ずつ船を大きくし、航海の難易度を上げていることだと思います。

Mini 6.50で大西洋を渡り、Class40で世界一周し、IMOCA60でヴァンデ・グローブを目指す。

しかも、会社員を辞めてフランスへ渡り、現地で人脈をつくるところから始めています。

IMOCA公式インタビューでは、海や夢、挑戦に国境はないという考えを語っています。

1999年にフランスの造船所でORIONを組み立て、ミニ・トランザットに挑戦された経験と、どこか重なるところがありますね。

そして、鈴木さんも千葉県出身です。

今度のルート・デュ・ラムでは、速い最新艇に対して、古いダガーボード艇でどこまで走れるか。

そこにも注目したいと思います。

### 公式情報

MILAI SAILING TEAM 公式サイト

[https://milai-sailing.com/](https://milai-sailing.com/?utm_source=chatgpt.com)

IMOCA公式サイト

[https://www.imoca.org/](https://www.imoca.org/?utm_source=chatgpt.com)

Route du Rhum公式サイト

[https://www.routedurhum.com/](https://www.routedurhum.com/?utm_source=chatgpt.com)

2026年11月1日のスタートから、鈴木晶友さんの順位と航行状況を毎日確認していきます。

AIリサーチ

毎日の確認タスクを設定しました! 😊⛵

鈴木晶友さんのルート・デュ・ラム速報

毎朝8時ごろ(日本時間)に、次の情報を確認して日本語でお知らせします。

* MILAI-FURUNOの最新順位

* 現在位置と航行状況

* 艇のトラブルや修理情報

* 鈴木さん本人や大会公式の発表

11月1日のスタート前は準備状況を、レース中は順位と動向を、終了後は最終成績をお伝えします。

1999年のミニ・トランザットから27年。今度は日本人セーラーの大西洋横断を一緒に追いかけましょう! 😊






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