大海原の時間 ― グリニッジタイムと自分時間

🌍️大海原の時間 ― グリニッジタイムと自分時間

1999年、2000年と、グリニッジを基準に大西洋横断、太平洋横断をしてきました。

海を渡り、時間の線を越えていくと、グリニッジタイム、日本時間、ローカルタイムと、日に日に自分の時間が変わっていきます。

単独航海ですから、睡眠は細切れです。

太陽が昇れば朝、沈めば夜。

そんな生活習慣は、実は今でも続いています。

だから、日本時間と自分時間には、どうしても時差があるんですよね。

ここだけは、いまだに日本時間に馴染めないところです。

まあ、しょうがないですね。😊

またまた昔話になってしまいました。

今日はBOC OCEANWATCHから、時間と時差のお話です。


AI翻訳

BOC OCEANWATCHですね。

今回は64ページ、\*\*「Time and Time Again(時間、そしてまた時間)」\*\*です。

ブログにそのまま掲載しやすいように、原文に沿って全文を翻訳します。

### 時間、そしてまた時間

BOC OCEANWATCH 教師用ガイド 64ページ

### 時間と航海

時間は、航海に欠かせないもう一つの重要な要素です。

時間は地球の自転によって測られます。

地球は1時間に経度15度ずつ回転しています。

経度15度ごとに一つの時間帯(タイムゾーン)が設けられ、東から西、あるいは西から東へ移動すると時刻が変わります。

世界には24の時間帯があります。

### 正午と天測航法

時間が重要なのは、正午(High Noon)、つまり太陽が船の現在位置から見て空の最も高い位置に達する正確な時刻が、航海士が経度を求める手がかりになるからです。

また、正午に太陽と水平線との間の角度を測ることで、緯度を求めることができます。

### グリニッジと日付変更線

イギリスのロンドン南部にあるグリニッジ天文台は、経度0度に位置しています。

この場所が本初子午線(Prime Meridian)として選ばれました。

本初子午線から地球を半周したところに、国際日付変更線(経度180度付近)があります。

日付変更線を東へ越えると、日付を1日戻します。

反対に、西へ越えると日付を1日進めます。

### 船乗りが使う24時間制

船乗りや航空機の乗務員は、24時間制の時計を使います。

つまり、午前10時や午後2時30分という表現ではなく、

* 午前10時 → 1000 hours(テン・ハンドレッド・アワーズ)

* 午後2時30分 → 1430 hours(フォーティーン・サーティ・アワーズ)

というように表します。

午後12時以降の時刻には、基本的に12時間を加えて表記します。

例えば午後2時30分は、12時に2時間30分を加えた14時30分、つまり1430となります。

こうして、正午の1200から深夜の2400まで時刻を表します。

この方法では、a.m.(午前)やp.m.(午後)という言葉を使う必要がありません。

### 世界共通の時間 ― GMT

世界標準の時刻として使われているのが、かつてグリニッジ標準時(Greenwich Mean Time:GMT)と呼ばれていた世界時です。

パイロットや船乗りは、自分たちの時刻を表す際に、GMTという略語をよく使います。

BOCレースのスキッパーたちとの通信では、生徒たちは「ZULU(ズールー)タイム」という表現に出会うかもしれません。

これも世界時、あるいはGMTを指す別の呼び方です。

### 世界の時間帯地図(World Time Zone Map)

掲載されている地図は、地球の経度と時差の関係を示しています。

グリニッジの経度0度を基準にして、東へ15度進むごとに1時間進み、西へ15度進むごとに1時間戻る仕組みです。

例えば、グリニッジが正午12時のとき、日本の標準時は午後9時になります。

日本は東経135度を標準時の基準としているため、GMTより9時間進んでいます。

ちょっと補足

この教材は昔のBOC単独世界一周レース時代のものです。

現在では、世界の時刻の基準としてUTC(協定世界時)が使われています。GMTとUTCは厳密には異なりますが、一般的な時差の計算ではほぼ同じように扱えます。

また、実際のタイムゾーンは国境や政治的な事情によって決まるため、必ずしも経度15度ごとではありません。

天測航法についても補足すると、太陽の南中時刻は経度を求める手がかりとなり、南中高度は緯度を求めるために使われます。


単独で大西洋や太平洋を横断した経験から、日付変更線を越えたときの話などを一言添えると、教科書だけでは伝わらない面白い記事になりそうですね。😊





このブログの人気の投稿

ラビ ヒレルの格言

③ ヨットの守破離

円相