スチューデントオーシャンチャレンジ 地球 緯度経度

🌍️スチューデント・オーシャンチャレンジ
 地球の緯度と経度

緯度経度といえば、2013年にイスラエルへ一人旅をしたことを思い出します。

また、昔話です。(^^)

当時はまだ、今ほど車のナビが普及しておらず、イスラエルの旅行情報も少なかったので、念のため地図と、ヨットで使っていた緯度経度の表示されるGPS、それにオリエンテーリング用のコンパスを持参して、空路イスラエルへ入国しました。

ところが、イスラエルはシリコンバレーにも負けないIT産業の国です。

日本ではまだ馴染みのなかった、便利なナビアプリがありました。

たしか「Waze(ウェイズ)」という名前だったと思います。

このWazeは、後にGoogleに買収され、現在もGoogle傘下で使われています。

おかげで、持参した地図もGPSもコンパスも出番なし。快適な一人旅となりました。

そうそう、その時の旅行記を短い本にして、自費出版したこともありました。

そして会計事務所に、「本まで出版したんだから、この旅費、会社の経費になりませんかね?」と相談したところ、

「ブブー、だめです!」

と言われた記憶があります。(笑)

まあ、そんな昔話はさておき。

今日は、スチューデント・オーシャンチャレンジの教材から、地球の緯度と経度のお話です。

大海原には道路も標識もありません。

では、ヨットはどうやって自分のいる場所を知るのでしょうか?

その基本となるのが、緯度と経度なのです。

本文 
AI翻訳
# 地球の緯度と経度

Latitude and Longitude

# 地球を理解するために

私たちの住む地球をよりよく理解するために、地球儀に横線と縦線が引かれている様子を想像してみましょう。

地球は360度の球体であり、北極と南極を結ぶ軸を中心に回転しています。

BOCチャレンジのセーラーたちは、世界中の海を航海しながら、自分たちが地球上のどこにいるのかを、緯度と経度によって記録します。

この緯度と経度は、一般に「座標(Coordinates)」と呼ばれています。

緯度と経度を記録したり、読み上げたりするときには、緯度を先に示します。

例えば、アメリカのサウスカロライナ州チャールストンの位置は、

北緯32度47分、西経79度55分

と表されます。

### 緯度(Latitude)

緯線とは、地球を取り巻くように引かれた想像上の線で、赤道と平行になっています。

海図では、緯度は左右に延びる水平な平行線として表されています。

これらの線は、赤道から北または南へどれだけ離れているかを示しています。

赤道は緯度0度です。

北極は北緯90度、南極は南緯90度に位置します。

緯度1度は、60海里(約111キロメートル)に相当します。

### 経度(Longitude)

経度は、イギリスのグリニッジを通る経度0度の線から、東または西へどれだけ離れているかを角度で表すものです。

この経度0度の線を「本初子午線(Prime Meridian)」と呼びます。

すべての経線は北極と南極を通ります。

緯線とは異なり、経線は互いに平行ではありません。

経度は、本初子午線を基準として東西それぞれ0度から180度まで測定されます。

海図では、経度は上から下へ延びる縦の線として表されています。

### 図の説明

Degrees of Latitude:緯度の角度

Degrees of Longitude:経度の角度

Equator:赤道

Prime Meridian:本初子午線

N / S:北 / 南

E / W:東 / 西

Nautical mile:海里(マイル)

### セーラーのための補足

この教材で特に大切なのは、緯度1度=60海里という考え方です。

さらに、

緯度1分=約1海里

1海里=1,852メートル

緯度10分=約10海里(18.52km)

となります。

海図上で距離を測るときには、この緯度の目盛りを利用します。

ただし、経度1分の距離は緯度によって変わります。赤道では約1海里ですが、北極や南極に近づくほど短くなります。

つまり、緯度と経度は単なる地球上の住所ではありません。

大海原で、自分がどこにいるのかを知り、目的地までの航海を考えるための基本なのです。

この62ページは、単独世界一周レースのセーラーが使う航海の知識を、子どもたちにも理解できるように説明した教材です。


教師用教材

BOC OCEANWATCHの教師用教材「緯度と経度」の続きです。

前のページが緯度・経度の説明だったのに対して、今回は子どもたちがオレンジや地球儀を使って、緯度と経度を体験的に学ぶ授業です。

原文に沿って全文を翻訳します。

🌍️ 緯度と経度 ― 学習活動

ACTIVITIES — Latitude and Longitude

# 1.オレンジを使って緯度を理解する

子どもたちが緯度を理解できるように、オレンジを真ん中で水平に切ってみましょう。

ただし、ヘタの部分を切るのではありません。

この切り口は、地球を北半球と南半球に分ける「赤道」を表しています。

半球(Hemisphere)とは、球体の半分という意味です。

さらに、オレンジを水平に何枚か輪切りにしてみましょう。

これらの切り口が、地球の緯線を表しています。

### 2.地球を東半球と西半球に分ける

地球は、西経20度と東経160度の経線によって、西半球と東半球に分けられます。

この実用的な区分方法では、アフリカ大陸全体が東半球に含まれます。

一方、アジア大陸と南極大陸は、東半球と西半球の両方にまたがっています。

# 3.オレンジの皮を使って経度を理解する

子どもたちが経度を理解できるように、オレンジやグレープフルーツの皮に、上から下へ切れ目を入れます。

そして、切れ目に沿って皮をむいてみましょう。

(図を参照)

オレンジやグレープフルーツは球体ですが、むいた皮を平らに広げることができます。

こうすることで、地図を作る人たちが、球体である地球の大陸を、どのように平面の地図に描いているのかを理解しやすくなります。

# 教師へのアドバイス①

幼稚園〜小学3年生向け/学習活動1・2

この学習活動は、授業で緯度と経度の説明をした後、なるべく早い段階で実施しましょう。

カボチャを使います。

子どもたちに太いマーカーを渡し、カボチャの表面に次のものを描いてもらいます。

* 赤道

* 北極

* 南極

* 緯線

* 経線

# 教師へのアドバイス②

小学4〜8年生向け/学習活動3

地球儀を使って、子どもたちにヨットレースの航路をたどってもらいましょう。

そして、次の質問をします。

質問1

なぜヨットレースの航路は、北半球の北極海ではなく、南半球の南極海(南大洋)を通るのでしょうか?

質問2

地球儀の上でさまざまな航路をたどってみて、どんなことを発見しましたか?

 重要な用語(Key Words)

| 英語             | 日本語    |
| -------------- | ------ |
| Sphere         | 球体     |
| Axis           | 地軸     |
| Nautical mile  | 海里     |
| Meridian       | 子午線・経線 |
| Prime Meridian | 本初子午線  |
| Hemisphere     | 半球     |

### この教材の面白いところ

単に緯度と経度を暗記させるのではなく、オレンジを切ったり、皮をむいたりして、地球が球体であることを体験させています。

さらに、世界一周ヨットレースを題材にして、子どもたちに「なぜ南半球を航海するのか?」と問いかけています。

この問いには、航海上の理由があります。

南半球の高緯度海域には、北半球と比べて大陸に遮られず、東西に長く航海できる海域があります。また、卓越する偏西風を利用して東回りに世界一周できることも大きな理由です。

ただし、南大洋には暴風や巨大な波、氷山などの危険もあります。

この教材は、地理の勉強から始まって、最後には自分で世界一周の航路を考える授業になっているのですね。

スチューデント・オーシャンチャレンジの教育活動として、なかなか興味深い内容です。😊

PS

北半球、特に中国やインドのような大国で高層ビルがどんどん建つと、その重みで地球が北半球側に傾いてしまうのでは……なんて、つい想像してしまいますね。😂🌏

もちろん冗談ですが、地球もバランスを取るのが大変そうです。(笑)😊






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