The ocean race 優勝 ユナイテッドザオーシャン

㊗️United By The Ocean優勝――久しぶりに夢中になった大西洋横断レース
The Ocean Race Atlanticは、ポール・メイヤ率いるUnited By The Oceanが優勝しました。
おめでとうございます㊗️
一方、最後に抜かれて3位となった“サムライ”白石康次郎さんのDMG MORI Global Oneは、本当に残念でした。
ニコラ・リュンヴェンをはじめ、世界トップクラスのセーラーが乗る新艇です。自分もDMG MORIの優勝と、ロリアンのゴールで日の丸が揚がることを期待していました。
しかし、レース全体を振り返ると、上位4艇の艇速にはほとんど差がなかったように見えます。約3,000海里を走り、トップ4艇がわずか30分以内にゴールしたのですから、驚くほどの接戦でした。
今の外洋レースでは、気象データと船の性能をコンピューターに入力し、ルーティングソフトが最適と思われるコースを計算します。AIが計算しているのではないかと思うほど、各艇の選ぶコースも似ていました。
ただし、最後に決断するのは人間です。
同じ**フリート(集団)**の中にいれば、相手の動きを見ながら小さな差を競うことができます。しかし、逆転を狙って集団から離れ、別の風を探しに行けば、大きなチャンスが生まれます。その選択が当たれば一気に前へ出られますが、裏目に出れば、同じような艇速の船には二度と追いつけません。
この駆け引きは、ディンギーのオリンピックコースを走る三角レースや、相手との位置関係を読み合うマッチレースにも似ています。大西洋という広大な海を走っていても、最後は相手を見ながら一艇身を争うレースになりました。
DMG MORIが一時トップを走りながら、最後にUnited By The Oceanと11th Hour Racingに抜かれた展開には、どこか2024年のVendée Globeを思い出させるものがありました。
それでも、新艇DMG MORI Global Oneの速さと可能性は十分に見せてくれました。今回の3位は残念ですが、これから経験を重ねれば、さらに強い船になると思います。
久しぶりに、ヨットレースに夢中になって観戦しました。
トラッカーを何度も眺め、天気図を見ながら風を予想し、YouTubeのオンボード映像では、セールワークやクルーワークを見る――とても楽しい時間でした。
やはり日本代表の船が世界のトップを走っていると、応援にも力が入り、興奮しますね。
白石康次郎さん、DMG MORI Global Oneの皆さん、お疲れさまでした。
そして、久しぶりにヨットレースの夢を見せてくれて、ありがとうございました。

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