the ocean race atrantq 現在1位は女性スキッパー

The Ocean Race Atlantic。
現在トップを走っているのが、フランチェスカ・クラプシッチ率いる11th Hour Racingです。
今回唯一の女性スキッパー、フランチェスカ。
彼女のヨット歴を見ていると、これがまた面白い。
フランチェスカもレーザーセーラーなんですね。その後49erFXへ進み、オリンピックに出場。そしてVolvo Ocean Raceで世界一周へ。さらにFigaroを経験し、現在はIMOCAの世界へ。
レーザー → 49erFX → オリンピック → Volvo Ocean Race → Figaro → IMOCA。
すごいですね。
そして今回の大西洋横断も、彼女にとっては2028年のVendée Globeへ向かう大切な前哨戦でもあります。

こういう生き方、いいですね。

イタリア人女性というと、「働き者の女性と結婚すると幸せになれる」なんて話を聞いたことがありますが、フランチェスカはもうそんな話の域をはるかに超えています(笑)。
世界の海を舞台に、自分で舵を握って走り続ける女性です。
しかも現在、11th Hour Racingはトップ争い。そのすぐ後ろからUnited、そしてDMG MORIが追いかける展開。
新しい船が必ず勝つわけではない。
古い船でも、船を理解し、風を読み、走らせる人間によって前へ出る。
ここがヨットレースの面白いところですね。
2028年のVendée Globeを目指すフランチェスカ。
今回の大西洋横断、ますます目が離せなくなってきました。

(イタリア生まれのアメリカ育ち。
現在乗っているIMOCAは、ボリス・ヘルマンが乗っていたMalizia IIIを引き継いだ船。)

😊Question 11th Hour Racing」を詳しく教えて?

💌AIジャーナリスト Answer
はい😊
今回の The Ocean Race Atlantic 2026 の「11th Hour Racing」は、正式には Team Francesca Clapcich Powered by 11th Hour Racing です。現在かなり面白い位置にいます。
⛵ 現在のチーム
スキッパーは、先日お話しした フランチェスカ・クラプシッチ(Francesca Clapcich)。イタリア生まれで現在は米国との二重国籍を持ち、2023年のThe Ocean Raceを制した経験があります。今回の6艇では唯一の女性スキッパーです。
The Ocean Race +1

乗員はかなり強力です。
Francesca Clapcich 🇮🇹🇺🇸 — スキッパー
Alberto Bona 🇮🇹 — コ・スキッパー。Mini Transat、Class40で実績
Elodie-Jane Mettraux 🇨🇭 — The Ocean Race経験豊富
Will Harris 🇬🇧 — 元Team Malizia。IMOCAを熟知
Julien Champolion 🇫🇷 — OBR(オンボード・レポーター)
特に面白いのはWill Harrisですね。彼はこの船そのものをよく知っています。2023年、この艇でIMOCAの24時間航行記録 641.13海里を樹立した時にも乗っていました。
11th Hour Racing

船も「実績のある古豪」です
現在の艇名は 11th Hour Racing。
最新世代艇ではありませんが、非常に速いIMOCAで、特に強風・大きな波・リーチング〜ダウンウインドを得意としています。
クラプシッチ自身もスタート前に、この船は「大波、強風、ダウンウインド、リーチング」で強いという趣旨のコメントをしています。
セイルワールド

ですから、以前お話しした新艇Maliziaとの比較が面白いんです。
スタート直後、クラプシッチも
「Maliziaだけ違うペースに見える。新艇の性能かもしれない」
と認めています。
The Ocean Race

それでも11th Hourは、9月4日のレポート時点で6艇中3位を維持していました。
Live Sail Die +1

ミサさんの見方なら、ここからが面白いです
この艇は軽風でMaliziaに付き合うより、低気圧をつかんで風が上がってからが勝負だと思います。
Will Harrisのスタート前予想もかなり大胆で、週末には低気圧が発達し、フォイリングIMOCAが本領を発揮する風になると見ていました。最後はロリアン手前の軽風で勝負が決まる可能性まで指摘しています。
セイルワールド

つまり、
Malizia=新艇の純粋な速さ
United=ポール・メイヤの経験+安定したコース取り
11th Hour=実績ある高速艇+この船を知り尽くしたWill Harris+クラプシッチ
という感じで見ると、かなり面白いですね😊
しかもこの11th Hour、2028 Vendée Globeを目指すクラプシッチのプロジェクトにつながっています。今回の大西洋横断は単発のレースというより、彼女のIMOCA経験を積み上げる重要な一戦でもあります。

Francesca Clapcich
The Ocean Race公式・Team Francesca Clapcich⁠

フランチェスカ・クラプシッチの流れは、
Laser Radial → 49erFX → Volvo Ocean Race → Figaro → IMOCA / The Ocean Race
です。
特に49erFXではかなりのトップ選手です。2015年に世界選手権・欧州選手権をともに優勝。2016年リオ五輪ではGiulia Contiと組んで5位でした。
The Ocean Race +1

その翌年、2017–18年の Volvo Ocean Race に、Dee Caffari率いる Turn the Tide on Plastic のクルーとして参加しました。しかも面白いことに、本人によればそれまで本格的な外洋レース経験はほとんどなかったそうです。49erFXのオリンピックセーラーから、いきなりVO65で世界一周です。
Sky Sports +1

そしてここがミサさん好みの話です⛵️
フランチェスカは子供のころWhitbreadを見て育ったと本人が話しています。つまり、
「子供のころWhitbreadに憧れる → 五輪艇で世界トップ → Volvo Ocean Raceで世界一周」
という経歴なんですね。
Sky Sports

さらに2022–23年には 11th Hour Racing TeamでThe Ocean Race総合優勝。イタリア人として初めてこの大会を制したセーラーになりました。
The Ocean Race

ですから、ディンギーから外洋へ転向したタイプという意味では、かなり面白い選手です。


次回は、DMG MORI号をもう少し深掘りしてみたいと思います。
今回のThe Ocean Race Atlanticには、2024–25 Vendée Globeを完走したスキッパーが3人参戦しています。
世界をたった一人で一周したセーラーたちが、今度はクルーを組み、大西洋で再び競い合う。
船の新旧だけでは分からない、経験と判断力の勝負。
次回はその中から、日本のDMG MORI号を追いかけてみます。
調べれば調べるほど、IMOCAは面白いですね⛵️

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