戦国時代のアメリカ

茶道を学ぶようになってから、日本の戦国時代とお茶について読むことが多くなりました。
その中でも、今でも興味を持っている人物が一休宗純です。
一休については史実だけでなく、さまざまな小説や物語があります。そうした物語を読んでいると、今とはまったく違う時代だったことを感じます。
武士は刀を持ち、殿様は戦をする。 人が人を殺すことが、今よりはるかに身近にあった時代です。
それから約500年。
ふと、現在の世界を見ていると、本当に人間は進歩したのだろうかと思うことがあります。
アメリカは1776年に独立を宣言し、今年2026年で250年になります。
現在、アメリカとイスラエルはイランとの戦争を続けています。 トランプ大統領のもと、米軍によるイランへの武力攻撃も行われています。
一方、ガザでも長い戦争によって多くの人々が命を失い、停戦となってからもイスラエル軍による攻撃で犠牲者が出ています。
イスラエルは1948年の建国から78年。 アメリカは250年。
もちろん、国の歴史が短いから戦争をする、長いから平和になる、などと単純に言えるものではありません。 それぞれの国には、それぞれの歴史と安全保障上の事情があります。
日本だって、かつては戦国時代がありました。 刀を持ち、領地を奪い合い、人を殺し、殺される時代でした。
そして500年が過ぎました。
日本の戦国時代は刀。 現代のアメリカは銃。 そして国家同士の戦争になれば、ミサイルや爆弾です。
武器の性能は500年前とは比較にならないほど進歩しました。
では、人間の心は500年前からどれだけ進歩したのでしょう。
もちろん、外国から攻められたらどうするのか。 自分や家族の命をどう守るのか。 そこまで考えると、「武器をなくせば平和になる」と簡単には言えません。
それでも、願うことはできます。
刀を持たなくても暮らせるようになった日本のように、いつの日かアメリカでも、銃を持たなくても安心して暮らせる社会になってほしい。
そしてイランでも、イスラエルでも、ガザでも、 ミサイルや爆弾を使わずに暮らせる日が来てほしい。
500年前の刀が、今では博物館にあります。
いつの日か、ピストルもミサイルも、 「あの時代、人間はこんなもので殺し合っていたのか」 と博物館で眺める時代が来ればいいですね。
平和を祈ります。🕊️

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