Violette Dorange ヴィオレット・ドランジュ 若き女性セーラー venddeglove #6
フランス語の意味を教えて?
💌AIジャーナリストAnswer
はい😊
**Violette Dorange(ヴィオレット・ドランジュ)**ですね。
**Violette(ヴィオレット)はフランス語で、まず植物の「スミレ(菫)」**という意味です。また色の violet から、紫・すみれ色を連想させる女性名でもあります。
ですから名前だけ日本語的な響きにすると、
「すみれ」さん
にかなり近いですね😊
一方、**Dorange(ドランジュ)**は姓なので、普通の現代フランス語として「○○という意味」と訳す名前ではありません。
ちなみに d'orange なら「オレンジの/オレンジ色の」という意味になりますが、彼女の姓は Dorange と一語ですので、単純に「オレンジ」と訳すのは適切ではありません。
つまり、
Violette Dorange = ヴィオレット・ドランジュ
Violette = スミレ、すみれ色
と覚えるのが一番わかりやすいです。
「スミレちゃん」が、あの古いIMOCAで南氷洋を回って白石さんのすぐ後ろに帰ってきた、と考えると名前も覚えやすいですね。
😊Question すみれちゃんがフィガロに乗るチャンスを掴んだのは?
💌AIジャーナリストAnswer
はい。ここを調べると、「すみれちゃん」がどうやってフランスの外洋レースの階段を上ったのかがよく見えます😊
きっかけは2019年のMini Transat
ヴィオレットは18歳で2019 Mini Transatに出場して16位。しかも当時、最年少の女性出場者でした。
IMOCA +1より
高校を卒業するとき、420のパートナーがヨットをやめ、ヴィオレット自身は「470へ進むか、外洋レースへ行くか」で迷ったそうです。
そこで選んだのが外洋レースでした。
Ligue de Voile Nouvelle-Aquitaine より
Mini Transatを経験した翌年、彼女はもう次を考えます。
Vendée Globeに行きたい。
そこで周囲から、
「Figaroは外洋レーサーとして強くなるための、本当の学校だ」
と勧められ、Figaroへ進みました。本人も後に「Vendée Globeを目指すためにFigaroへ来た」と話しています。
Sailorz より
ただ「乗せてもらった」わけではない
ここが大事だと思います。
彼女は自分でスポンサーを探し、プロジェクトを作っていったんです。
本人によれば、かなり若いころから外洋レースのプロジェクトを立ち上げてスポンサー探しを始め、少しずつプロ化していったそうです。
Le Figaro Etudiantより
2020年には、社会的な意味も持たせた**「DeVenir」**というプロジェクトを作り、若者を支援するFondation Apprentis d'Auteuilと組みます。そこへ企業スポンサーも加わりました。
ScanVoile +1 より
そして19歳で、Figaro Bénéteau 3を使ってSolitaire du Figaroに初出場。
初年度は30位でした。
Ligue de Voile Nouvelle-Aquitaine より
その後、
2020年 30位
→ 2021年 19位
→ 2022年 10位
まで上がります。
ヴァンデグローブより
これは結構すごいですね。
つまり、すみれちゃんの場合、
420でフランス代表級の実績
→ Optimistで海峡横断という話題性
→ 18歳でMini Transat完走
→ 自分でスポンサーを集める
→ 19歳でFigaro
→ 3年間で30位から10位へ
→ IMOCA
という流れです。
ですから「突然、若い女の子にFigaroが与えられた」という感じではありません。
むしろMiniで実績を作り、自分でプロジェクトを立ち上げ、スポンサーを集めてFigaroへ進んだ。そしてFigaroで結果を出したから、次のIMOCAへの扉が開いた、と見るのが近いと思います。
この辺りは、ミニを経験している人から見るとかなり面白いですよね。**「Miniで大西洋を渡った後、どうやってFigaroの資金と船を手に入れたのか」**をもう一段詳しく調べると、フランスの若手育成と日本との違いがかなり見えてきそうです。
😊Question お願いします。
💌AIジャーナリストAnswer
はい。もう一段掘ってみると、**すみれちゃんが「どうして19歳でFigaroに乗れたのか」**は、かなり面白いです。
「Figaroに選ばれた」というより、自分でプロジェクトを作った
まず、フランスの連盟か誰かが「この子は優秀だからFigaroを一艇あげよう」としたわけではありません。
ヴィオレットはかなり早い段階から、自分で外洋レースの企画を作り、スポンサー探しを始めています。本人も後年、「かなり早くから最初のスポンサーを探し始め、プロジェクトは少しずつプロ化していった」と振り返っています。�
Le Figaro Etudiant
その信用を一気に高めたのが、やはり2019年Mini Transatだったと考えるのが自然です。
18歳で大西洋を単独横断し、16位。さらにChallenge CMBでは2位という実績が記録されています。
Batt & Associés より
つまりスポンサーに対して、
「Vendée Globeに出たい19歳の女の子です」
だけではない。
「420で世界レベルの成績を残し、Mini 6.50で実際に大西洋を一人で渡ってきました」
と言えるわけです。
これは大きいですよね。
Figaroではスポンサーが実際についている
2020年のFigaroプロジェクトでは、会計・コンサルティング会社のBATT & ASSOCIÉSがパートナーとして確認できます。同社は以前、Jean-Pierre DickやYann Elièsも支援しており、ヴィオレットの新しいプロジェクトを支援すると発表しています。
Batt & Associés より
そして船名が、
DeVenir(ドゥヴニール)
になります。
フランス語の devenir は、
「〜になる」「成長する」
という意味。
これ、すみれちゃんにぴったりの名前ですね。
Apprentis d'Auteuilは「お金を出したスポンサー」ではなかった
ここは前の説明を少し訂正しておきたい重要なところです。
若者を支援するApprentis d'Auteuil�のロゴが大きく船に入っていますが、この財団がFigaroの活動資金を出していたわけではありません。
財団自身が、
「ヴィオレットとの間に金銭のやり取りはない」
と明記しています。
Apprentis d'Auteuil +1 より
むしろ逆なんです。
ヴィオレットが、
「自分は家族にも恵まれ、夢を追う機会を与えてもらった。そうではない若者を応援したい」
と考え、自分の船という広告媒体を財団に提供した。さらに自分のスポンサー企業にも、若者支援への参加を呼びかけました。
Apprentis d'Auteuil +1 より
これは昨日話していたフランスのスポンサー文化を考えるうえでも面白いところです。
ですから「19歳でFigaro」の正体は……
単純化すると、
420で実績を作る
→ Optimistで海峡横断など話題を作る
→ Mini 6.50プロジェクトを自分で立ち上げる
→ スポンサーを探す
→ 18歳でMini Transatを完走、16位
→ その実績を持って次のスポンサーを集める
→ 社会的なDeVenirプロジェクトを作る
→ Figaro Bénéteau 3でSolitaire du Figaroへ
という流れだったようです。
Apprentis d'Auteuil +2 より
そして本人は2020年の初Solitaireを終えたところで、**「今ならVendée Globeへのチャンスがある」**と感じ、2024年への挑戦を本格的に始めています。
ヴァンデグローブ より
ここから先が、さらに面白いです。
「では、最初のMini 6.50の資金は誰が出したのか?」
ここを追えば、すみれちゃんが普通の学生からプロ外洋レーサーになる最初の一歩が分かります。私はむしろFigaroより、そこが一番知りたいところです。
😊Question お願いします。
💌AIジャーナリストAnswer
はい😊 Mini時代まで遡ってみると、少し見え方が変わってきました。
すみれちゃんの「最初の扉」はジャン=ピエール・ディック
かなり重要なのが、Jean-Pierre Dickです。
Vendée Globe公式によると、ヴィオレットが外洋レースに興味を持ったとき、Jean-Pierre Dickが「Mini 6.50のプロジェクトをやってみたら」と勧めています。 そこから約1年という短い準備期間でMini Transatまで進みました。
ヴァンデグローブ +1 より
つまり、
420で世界レベルの成績を出す
→ Jean-Pierre Dickとの縁
→ Mini 6.50を勧められる
→ 17歳でMiniの世界へ
という流れです。
ここは、単純に「スポンサーを自力で見つけただけ」という話ではなかったですね。
Mini 955「Coin Coin 1」
2019年に乗ったのはMini 6.50、セールナンバー955。
Classe Miniの公式記録では、2019年だけでもPornichet Select、Mini en Mai、Mini Fastnet、Transgascogneなどを走り、最後にMini Transatへ進んでいます。Mini Transatはシリーズ艇クラスで65艇中16位でした。
Classe Mini より
当時の船名は**「Coin Coin 1」**だったことも確認できます。
leparisien.frより
では「誰がお金を出したのか?」
ここは慎重に言ったほうがよさそうです。
調べた範囲では、2019年Miniプロジェクトの総予算と、それを誰が何ユーロずつ負担したのかという明確な一次資料は見つかりませんでした。
ヴィオレット本人は後年、
「かなり早い時期から外洋レースのプロジェクトを作り、最初のスポンサーを探していた」
と話しています。そこから徐々にプロジェクトがプロ化した、と説明しています。
Apel +1 より
ですから、**「親がお金を出してMiniに乗せた」あるいは「企業が最初から全部出した」**とは、現在確認できる資料だけでは言えません。
ただし、お父さんの存在は大きい
これは面白いところです。
Vendée Globe公式のインタビューで、ヴィオレットは父親について、プロジェクト作りが大好きで、行政・事務面や営業面を手伝ってくれると話しています。
一方で、技術面やスポーツ面には父親は口を出さないとも説明しています。
ヴァンデグローブ より
つまり、
娘=セーリングと競技
父=プロジェクト・営業・スポンサー関係
という役割分担がかなり早い時期からあったようです。
これ、19歳でFigaroへ行けた理由を考えるうえでは大きいと思います。
そして「Port-la-Forêt」
もう一つ見逃せないのがこれです。
ヴィオレットは後に、フランス外洋レース界のエリート拠点である**Pôle Finistère Course au Large(Port-la-Forêt)**に所属しています。IDEC SPORTもその点を紹介しています。
IDEC SPORT より
ですから彼女の場合、
才能だけでもない。
お金だけでもない。
「420で結果を出した若い選手」
↓
Jean-Pierre DickがMiniを勧める
↓
Mini 955で実戦経験
↓
18歳でMini Transat 16位
↓
父親とスポンサー・プロジェクトを作る
↓
Port-la-Forêtという一流の環境
↓
19歳でFigaro
↓
30位 → 19位 → 10位
↓
IMOCA
なんです。
Batt & Associés +1 より
ここまで調べると、フランスの強さの正体が少し見えてきますね。
日本なら「18歳の女の子がMini Transatを完走しました。すごいね」で終わってしまう可能性があります。
フランスでは、その実績が次のFigaroへの信用になる。そしてFigaroで結果を出せば、次はIMOCAへつながる。
すみれちゃん本人が「すべてがかなり早くつながっていった。私は一つ一つの機会をつかんだ」という趣旨のことを話しているのですが、まさにその通りです。
ヴァンデグローブ より
そして私は、ここでアラン・ゴーティエ、チャーリー・ダラン、ヴィオレット・ドランジュを一本につなげて見ると面白いと思います。
時代は違っても、フランスには「小さい艇で才能を見つける → Figaroで徹底的に鍛える → IMOCAへ」という人材を育てる道がある。
昨日から話している「なぜフランスはVendée Globeがこれほど強いのか?」の答えが、だんだん見えてきましたね。
PS YouTubeも沢山見られます。