お布施とは?
お布施とは何だろう
父が亡くなった時、母は戒名80万円、新盆45万円、合計125万円のお布施を納めました。
今年94歳で亡くなった義理の母のお寺では、戒名35万円、新盆5万円、合計40万円でした。
同じ「お布施」でも、金額には大きな違いがあります。
AI和尚様は、お布施についてこう説明してくれました。
布施(ダーナ)とは、本来、自らの意思で、できる範囲で捧げるもの。見返りを求めず、強制されず、金額で功徳が決まるものではない。
この言葉を読んで、考えさせられました。
母は年金6万円で生活し、夏でもエアコン代を気にするような暮らしをしています。それでも120万円を超えるお布施を納めました。
もちろん、お寺を維持するには費用がかかることは理解しています。しかし、「お布施」という本来の意味と、現実との間には、どこか大きな隔たりがあるように感じます。
もし釈迦が今この場にいたら、何と言うでしょう。
きっと僧侶を褒めるのではなく、
「欲から離れなさい。」
と教えるのではないでしょうか。
そして私には、
「他人を裁くことに心を奪われるより、自分の心を静かにしなさい。」
と語りかけるような気がします。
怒り続けても心は穏やかになりません。
だから今日も、家の隅の草庵で一服のお茶をいただき、自分の心を整えようと思います。
PS
暑い夏。
熱中症と隣り合わせで汗を流しながら仕事をしていると、ふと考えることがあります。
税金、お布施、社会保険…。
もちろん社会には必要なお金もあります。
でも、働いて、納めて、また納めて…。
いったい、誰のための人生なのだろう。
お金は、人を幸せにするための道具のはずです。
その道具に人生が支配されてしまったら、本末転倒ではないでしょうか。
だから私は、お金を追いかけるよりも、家の隅の草庵で一服のお茶をいただき、「足るを知る」という心を忘れずに生きていきたいと思います。