太平洋横断するなら


これから太平洋横断をするなら

長い航海で一番大切なのは、 「無理をしないこと」だと思います。
特に重要なのは、 風に合わせて早めにセールを小さくすること。
メインセールは、 ポイントリーフ、 ワンポン、 ツウポン、 スリーポン、 そして最後はトライスル。
ジブセールも同じで、 No2、No3、ストームジブへと、 状況に合わせて落としていく。
強がらず、 船と海に合わせることが安全につながります。
また、 陸に近い時や向かい風が強い時は、 ヒーブツーで船を止めて休むことも大切です。
単独航海なら、 オートヘルムは予備を含めて用意したいところです。 私ならST4000を3本くらい積みたい。
電源は大容量バッテリーに加え、 ソーラーパネル、 風力発電、 水力発電などを組み合わせると安心です。
レーダーリフレクターも重要。
ただ、 陸から100マイルほど離れると、 本船の数はかなり少なくなります。
水は、 1日1リットル計算で、 予定の1.5倍は積みたいところ。 食料も同じです。
最近は性能の良い浄水器もあるので、 予備としてあると安心です。
そして意外と役に立つのが短波ラジオ。
NHKが入るので、 長い航海の暇つぶしにもなるし、 FM放送が入れば、 放送局の方位から陸に近づいていることも分かる。
海の上では、 便利さより、 「単純で壊れにくいこと」 が一番大事なのかもしれません。
昔の航海者たちも、 きっと同じ景色を見ながら、 風と空を読んでいたのだと思います。
太平洋横断なんて言いながら、 今の自分は、やはり日本がいいですね。
お金と自由が少しあれば、 春から秋だけ、 のんびり船を動かして、 港町を巡るくらいがちょうどいい。
そういえば十五年くらい前、 長崎のハウステンボスから銚子マリーナまで ヨットを回航したことがありました。
急ぐ旅ではなく、 途中の港町に寄港して、 酒場に入り、 土地の空気を感じながら、 ゆっくり北上したのを思い出します。
遠い海外もいいけれど、 日本の港町には、 日本らしい独特の良さがありますね。

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