万古清風(ばんこ・せいふう)

今日の禅語

いい一句ですね。
万古清風(ばんこ せいふう)、しかも 碧巌録 の文脈で。
万古清風
(ばんこ・せいふう)
字義
万古:永遠に/はるか昔から今に至るまで
清風:澄みきった風/私心のないはたらき
直訳
永遠に吹き続ける、清らかな風。
碧巌録的に読むと
碧巌録はロマンチックに読みません。
ここでの「清風」は
自然の風のことではなく、
真理のはたらき
仏心のはたらき
分別を超えたはたらき
を指します。
しかもそれは、
修行して得るものでもなく
特別な人だけのものでもなく
万古(ずっと前から)吹いている。
何が言いたいのか
あなたが悟ろうが悟るまいが、
気づこうが気づくまいが、
風は止まっていない。
探しに行く必要もない。
新しく作る必要もない。
禅的核心
無事是貴人
清風満地
月白風清
と同じ流れ。
もともと、澄んでいる。
あなたが曇るだけ。
一行まとめ
真理は新しく生まれない。
ずっと吹いている。
万古清風は、
安心させる言葉ではなく、
すでにある、と突きつける言葉。
静かで、強い一句です 🍃

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