創造の書
思想
言葉と言葉によって表現されることがらは、分かちがたく結びついた一つの体系を作っています。したがって、言葉の元素つまりヘブライ語のアルファベット、22文字は、表現された事物の元素でもあります。
統合
数字の一によって表されます。これは、生きている神の息(精霊)です。ここから「精霊のなかの精霊」であり声である
二が生じます。事物の要素としての22文字は、声の中に存在します。この息は、自然界では空気を表しています。二から三が、言い換えると、空気から原初の混沌とした水が生じ、それから水と土に分かれます。三から四、つまり、原初の水から原初の火が生まれます。火は空気と水と交わって、天とその住人を作り出します。これら四個の基本数に続いて、六個の基本領域(高さ、深さ、東、西、北、南)があります。
宇宙創造のあらゆるカテゴリーは、この基本の10個にふくまれます。
二十二文字が十の数、つまり根源的原理と結びつくと、個々に分かれた事物が生じます。しかし、この関係は周期的なので、これらの事物は繰り返し変化します。一つの展開が完成するためには、
[弁証法的な]法則、正反対の法則、調停(テーゼ、アンチテーゼ、ジンテイゼ)が必要です。
カバラq&a エーリッヒ・ビショフ 林 睦子訳