船底塗装工事
船底塗装と、動くということ
本当は2日で終わらせる予定でしたが、
途中で雨に降られ、結局3日がかりの作業になりました。
💦ふぅ〜……という感じです。
天気には勝てませんね。
外の仕事は、自然との付き合いそのものです。
それでも、仕上がった船底を見ると、やっぱり気持ちがいい。
綺麗になるというのは、それだけで価値があります。
フランスのブルターニュで見た造船の風景、
あの塗装作業を、ふと思い出します。
現地で一緒に作業していたフランス人の友人が、
よく「ニッケール」と言っていたのを思い出します。
仕上がりを見て、ひと言——
「完璧だ」「いいね」という、あの軽やかな言葉。
こうして作業をしていると、
不思議とフランスにいるような気分になれる。
そんな、ささやかな喜びがあります。
船底が整うと、水の抵抗が減り、
セーリングのときの“すべり”がまるで違ってきます。
ほんの少しの差ですが、
その差が、風を受けたときの伸びやかさにつながる。
こういう感覚は、やった人にしかわからない世界ですね。
そして、あらためて思うのは——
「動いてこそ、セールボート」だということ。
どれだけ綺麗にしても、
どれだけ整備しても、
港に置いたままでは意味がない。
やはり海に出て、風を受けて、動かしてこそ。
それが船の本来の姿だと思います。
人間も同じかもしれませんね。
整えることも大切ですが、
最後はやっぱり「動くこと」。
動いて、風を受けて、はじめて
その人の本当の力が出る。
今回の作業で、そんなことをあらためて感じました。
3日かかりましたが、仕上がりはニッケール。
さて、次は海へ。
綺麗になった船で、いい風を受けたいですね。
PS
斉藤一人さんの言葉を思い出しました。
「地球は動いている星。だから、動けば必ず何かが変わる。」
記憶は少し曖昧ですが、そんな意味だったと思います。
困ったとき、悩んだときこそ——
あれこれ考える前に、まず動く。
そんなシンプルな教えが、今の自分にはしっくりきます。

