2025年12月5日金曜日

侘び茶 角盆点前


自己流で侘び茶を点て、角盆点前を考え、それで近ごろは茶を点てています。

利休居士の言うように、茶はただ湯をわかし、点てて飲むだけのもの。

茶室も持っておらず、湯呑み友達もいないので、儀式や作法にこだわることなく、利休さんの教えのように、ただシンプルに楽しめればそれでよいのだと思います。


禅を学びながら。立花大亀和尚の教えです。

立花大亀とは(とても簡単に)

臨済宗の禅僧。

茶の湯と禅を一つの“心の道”として説いた人。


・1900年生まれ、相国寺の名僧。

・**「茶の湯は禅そのもの」**という立場で、多くの茶人・文化人に影響を与えた。

・千利休の侘び茶、珠光・紹鴎の心と、禅の核心をつなぐ架け橋のような存在。

・言葉は柔らかいが、教えは鋭く、

 「心を空(くう)にして、あるがままに生きよ」

 を徹底して説いた。


🪷 代表的な教え(超要点)

● 茶の湯は“心の稽古”である

点前の形ではなく、「心の態度」がすべて。

●不立文字──大切なことは言葉にならない

茶も禅も、結局は経験の中でしかつかめない。

・あるがままを肯定する“自然”の道

無理に飾らない、作らない、比べない。

禅は「減らすこと」で深くなる。

・静中に真実あり

忙しさの中より、静けさの中に自分が見える。