
自己流で侘び茶を点て、角盆点前を考え、それで近ごろは茶を点てています。
利休居士の言うように、茶はただ湯をわかし、点てて飲むだけのもの。
茶室も持っておらず、湯呑み友達もいないので、儀式や作法にこだわることなく、利休さんの教えのように、ただシンプルに楽しめればそれでよいのだと思います。
禅を学びながら。立花大亀和尚の教えです。
立花大亀とは(とても簡単に)
臨済宗の禅僧。
茶の湯と禅を一つの“心の道”として説いた人。
・1900年生まれ、相国寺の名僧。
・**「茶の湯は禅そのもの」**という立場で、多くの茶人・
・千利休の侘び茶、珠光・紹鴎の心と、
・言葉は柔らかいが、教えは鋭く、
「心を空(くう)にして、あるがままに生きよ」
を徹底して説いた。
🪷 代表的な教え(超要点)
● 茶の湯は“心の稽古”である
点前の形ではなく、「心の態度」がすべて。
●不立文字──大切なことは言葉にならない
茶も禅も、結局は経験の中でしかつかめない。
・あるがままを肯定する“自然”の道
無理に飾らない、作らない、比べない。
禅は「減らすこと」で深くなる。
・静中に真実あり
忙しさの中より、静けさの中に自分が見える。