2016年12月16日金曜日

人と思想

エーリッヒ・フロム    ライナー・フランク    訳 佐野哲郎  佐野五郎

思想 ---必ずしも新しい思想とは限らない------を説き、同時にその思想を生きる人々は 預言者と呼ぶにふさわしい。
旧約聖書の預言者たちはまさしくそれをさした。
彼らの説く思想は、人間は自己の存在に対する解答を見付けなければならない、そしてその解答は、自己の理性と愛の成長にある、ということであった。また、彼らは謙虚さと正義は、愛と理性にわかちがたく結びついている、と教えた。彼らはみずから教えたとおりに生きた。
権力を求めず、これを避けた。預言者としての權力さえ望まなかった。
力に関心を持つことなく、みずからに投獄、追放、死をもたらす場合でさえ、真実を告げた。
(1967b、全集5、295-96)

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ラビ スシアの説明

レフレーハー
「神はアブラハムに告げた。お前の国を出よ。お前の親族に別れよ。そしてお前の父の家を出て、私の示すその地に行け」

ラビの説明

神は人間に告げている。「まずお前の国を出よ----------それは、お前がお前に与えた迷いを去ることだ。     次にお前の親族と別れよ----------それは、お前の母がお前に与えた迷いを去ることだ。

次にお前の父の家を出よ--------それは、お前の父がお前に与えた迷いを去ることだ。

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エーリッヒ・フロムがどういう人かわからずに買いましたが、面白いですね。

昨日はミシュナーのセミナーで感動しました。
28回目のクラスですので少しづつ理解が深まります。