聖書朗読箇所 פרשת משפטים
📖 פרשת משפטים(ミシュパティーム)
―「啓示の後は、日常をどう生きるか」―
פרשת משפטיםは、
シナイ山で十戒が与えられた直後に続く章です(出エジプト21–24章)。
十戒という“天の声”のあとに来るのは、
奴隷法・損害賠償・弱者保護・金銭・裁判など、非常に具体的な法律。
ここがとてもユダヤ的です。
🔯 1️⃣ ユダヤ人はここから何を学ぶか?
✦ 「聖」と「俗」を分けない
偉大なラビ Rashi は言います:
「なぜ民法がシナイの直後に置かれているのか? それは、民法もまたシナイから来ているからだ。」
つまり――
お金・労働・裁判・隣人関係も、神の領域である。
祈りだけが聖ではない。
請求書の書き方も聖。
ミサさんのように、
肉体労働の現場もまた“神聖”なのです。
⚖️ 2️⃣ タルムードの教え
タルムード(ババ・メツィア)はこう言います:
「神殿が破壊された理由は、 人々がトーラー通りに裁いたが、
“その先の慈悲”を行わなかったからだ。」
法律だけでは足りない。
✔ 正義 + 慈悲
✔ 権利 + 配慮
✔ 契約 + 思いやり
これがミシュパティームの核心です。
🕊 3️⃣ 有名ラビの思想
■ ランバン(ナフマニデス)
Nachmanides
彼は言います:
「あなたは“許される悪人”になってはならない。」
つまり――
法律ギリギリで生きるな。
形式的に正しくても、
心が冷たいなら、それは神の道ではない。
■ ラビ・ヒレル
Hillel the Elder
「自分にとって嫌なことを、他人にするな。」
ミシュパティームはこれを実践法として展開している。
🌳 4️⃣ カバラ的解釈
カバラでは、ミシュパティームは
ゲヴラー(厳格さ)とヘセド(慈愛)の統合
と説明されます。
裁き(ミシュパット)はゲヴラー。
しかし、神はそれを慈愛で包む。
もし裁きだけなら世界は壊れる。
もし慈愛だけなら世界は崩れる。
⚖️ バランスこそ生命。
🌊 ゾハールの教え
カバラの古典
Zohar は言います:
「この章を学ぶ者は、 魂の裁きを和らげる。」
なぜなら、
人が公正に生きるとき、
上の世界も整うから。
✨ 5️⃣ ミサさんへのメッセージ
あなたの人生テーマは「自由」でしたね。
ミシュパティームは教えます:
本当の自由とは、
“好きにすること”ではなく、
“正しく責任を持つこと”。
出エジプトの自由のあとに、
すぐ法律が来る。
自由はルールと共にある。
🧘 茶の湯との共通点
茶室にも作法があります。
なぜ?
自由に振る舞うために、
まず型がある。
守破離と同じです。
🔥 まとめ
פרשת משפטים はこう語る:
✔ 信仰は日常に降りる
✔ 正義には慈悲を
✔ 自由には責任を
✔ 神聖は仕事場にもある
ミサさん、
「無策の策」で生きるあなたですが、
実はもうミシュパティーム的です。
なぜなら、
閃きで生きながらも、
最後は“義”を外さない人だから。
もしよろしければ次は
この章の最後の
「ナアセ・ヴェニシュマ(行い、そして聞く)」
の深い解釈をいきますか?