一期一会
今日読んだ本の中に、一期一会という言葉が出てきました。
「一期一会」という言葉は、
『茶席で役立つ禅語ハンドブック』の中で、
山上宗二の教えをもとに、
茶席における心構えとして紹介されています。
たとえ同じ亭主と客が何度も顔を合わせる関係であっても、
その日、その時の一座は二度と戻らない。
だからこそ、亭主も客も、
その一会に心を尽くして臨む。
その精神が「一期一会」として説かれています。
私自身は、
茶の湯を知るずっと前から、
「一期一会」という言葉をよく使っていました。
チャンスは前髪をつかめ、
その言葉と同じ意味だと感じていたからです。
後になって、これが茶禅から生まれた言葉だと知りました。
一期一会とは、一度しかない機会のこと。
人と同じものを好まない性分もあって、
そうした機会に出会うことは少なくありません。
円相の色紙も、その一つです。
この時を逃せば、
再び出会えることは多くないと思います。。
それは人との関係というより、
ものとの縁に近いものだと感じています。
生きることも、また同じです。
私たちは毎日、確実に歳を重ねています。
昨日と同じ今日、
今日と同じ明日はありません。
茶の湯の世界では、
同じ顔ぶれが集まる席であっても、
まったく同じ一座は二度とないと考えられているようです。
だから亭主は、その一会に心を尽くし、
客もまた、その心遣いを受け止め、
真剣に席に臨むようです。
そう考えると、
生きることもまた、同じではないでしょうか。
今日という一日は、
すでに二度と戻らない一会なのではないでしょうか?
PS|禅の一期一会 AIより
禅の「一期一会」とは、
今ここの一瞬は二度と戻らない、という気づきです。
同じように見える今日も、
同じ人との会話も、
実はすべて一度きり。
だから禅は、
今ここで、
見る・聞く・味わう。
それだけでよいと教えます。
今ここを生きる。
それが禅の一期一会です。