祝福

あけましておめでとうございます。
上善如水(じょうぜん みずの ごとし)
―― とても静かで、強い言葉ですね。
🔹 出典
『老子(道徳経)』第8章の言葉です。
上善は水の如し
(もっとも善なるあり方は、水のようである)
🔹 意味(やさしく)
本当に優れた生き方は、水のような生き方である
という教えです。
🔹 なぜ「水」なのか
老子は、水の性質に「最高の善」を見ました。
① 争わない
水は高い所を争わず、
人の嫌がる低い所へ流れます。
→ 自己主張せず、無理をしない
② 万物を生かす
水は
草木を育て
人を潤し
命を支える
しかし、見返りを求めない。
→ 静かな奉仕
③ 形に執着しない
器が変われば形を変え、
流れが止まれば澄み、
障害があれば回り道をする。
→ 柔軟で折れない強さ
④ 最も低きに身を置く
水は常に下へ下へと向かいます。
→ 謙虚さこそ、最も高い境地
🔹 禅・茶の湯との響き
無理をしない
飾らない
ただその場を潤す
これはまさに
侘び茶の精神であり、
「無一物中無尽蔵」とも通じます。
🔹 日常での「上善如水」
勝とうとしない
比べない
押しつけない
しかし、必要な所には必ず在る
そんな在り方。
🔹 一言でまとめると
強くあろうとしない者が、もっとも強い
水のように生きることは、
楽であり、深く、そして自由です。

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