中傷・陰口の罪 皮膚疾患者 המצרע ハメツラァ らい病

今日のトーラー   ラビ ピンハス ペリー  上野 正訳    より

モーセの姉マリアは影でモーセの悪口を言ったとたん、らい病になってしまった。(民数記12)
ラビたちは、誰も聞いていないと思ってこっそり人の悪口や噂話をしたら誰の目にも見える形としてらい病という罪が下ったという例に、マリアの物語をよく引き合いに出す。
「これがメツラァ(らい病)に関する掟である」という文句は、ラビたちの間では「ラション ハラァ(中傷・悪口)が広がることに対する戒めの言葉になっている。「メツラァ」を何度も繰り返し発音すると「モツィ ラア」のようにも聞こえる。ちなみに「モツィラア」とは“悪意を語る人“の意である。これで犯した罪とその罪とは一つの言葉になる。

ユダヤの伝統によれば、悪しき舌は凶器と考えられ、それを断固と非難している。
タルムードは「ラション ハラァ」を語ることを、極悪なる不信仰、姦通罪、殺人と同等にさえみなす。
実際、中傷は殺人罪よりも悪質だ、中傷する本人、それを聞く人、それに中傷されている人、この三者の命を一度に奪うからである。

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