2018年1月23日火曜日

べシュトのことば

カバラー心理学   E・ホフマンより

書物で学ぶのは素晴らしいことだが、その知識が心の道としっかり結びつかなければ結局無駄になってしまうとバール・シェム・トブは力説した。
また、こうも述べている。「歓喜と悦楽を経ずして子を授かることなどあり得ない。そう考えると、祈りが実を結ぶことを願うのならば、歓喜と悦楽のうちに祈らなくてはならない」
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「歓喜が呼び起こす愛の感情を知らずして、真の神の愛を感じとることは難しい」と説いた。

べシュトが強調したとされるのは「どんな行為も正しい意図すなわちガヴァナーで行えば、宇宙を闇と混乱から救う助けになるということ。🔴また、自分がどんなに無力と感じていようとも、すべての道は神の御前に通じているということだ」
次のように述べている。「能力が同じ人間など二人といない。人はみな、自分の才能に見合ったかたちで神に仕えるべなのだ。人の真似をしようとすれば、自分の長所を活かして善を為す機会を失うことにしかならない」

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今一番興味のあることばはバール・シェム・トブの言葉。
バール・シェム・トブもラビアキバと同じような環境に生まれたみたいですね。