2016年8月15日月曜日

体と魂

王様はオーチャーという非常においしい実のなる果物の木を持っていた。それを見張るために二人の警備員を雇った。一人はめくらで、もう一人はびっこだった。
ところが二人は悪だくみをはじめ、一緒になって果物の実をとることを相談した。めくらがびっこを肩車に乗せて、めくらに方位を教え、思う存分おいしい果物を盗んだ。
王様はたいへんおこって二人に詰問すると、めくらは私は見えないから取れるはずがないというし、びっこは私はあんな高いものに届くはずがないといった。
王様は、それは確かにもっともだといったが、二人のいうことを信用しなかった。何事であれ二つの力は一つよりはるかに偉大である。
体だけでは人間は何もできず、魂だけでも何もできない。両方あわされば悪いことも良いことも、なんでもできる。  (ラビ  トケイヤー   聖典タルムード発想の秘密)

体と身体訳す人により変わります。   
自分の解釈は人間の体がハードで魂がソフト、パソコン本体がハードでソフトがOSですかね?
現在は人工知能の時代です。これも魂ですかね?
もう少し簡単に、車が体で運転手が魂〜少し違うかな。