2016年7月31日日曜日

spirits アルコール 二心


徹底的な禁酒は美徳とは見なされない。「ぶどう酒のない喜びはない」(btペサ109a)
「あらゆる薬の中の筆頭はぶどう酒である。ぶどう酒のないところに薬が必要となる」(btバトラ58b) 

「ノアは、農夫となり、ぶどう畑を作った(創世記9)時、サタンが彼の前に現れ、彼にたずねた。
『あなたは何を耕しているのか』『ぶどう畑です』『それはどんな性質か』『その実は生でも乾燥しても甘い。その実から心を喜ばせるぶどう酒ができます』

月曜日で忙しい、つづきは後日。   

『それでは、このぶどう畑でわたしたち二人は協力しようではないか』
「是非そうしましょう」とノアは言った。
サタンは何をしたのか。彼は羊を連れてきて、ぶどうの木の下で屠殺した。それから、ライオン、豚、猿を順番に連れてきては屠殺し、その血をぶどう畑にしみ込ませ、土を十分に湿らせた。
サタンがほのめかしているのは、人間は酒を飲む前は羊のようであり、羊毛を刈る者を前にした子羊のように静かである。
適度に飲むと、彼はライオンのように強くなり、自分に匹敵するものは世界にいないと豪語するようになる。それ以上飲みすぎると、豚のようになり、食べまくる。泥酔すると、彼は猿のようになり、踊りまくリ、みんなの前で下品なことを口にする、自分が何をしでかしているのか分からなくなるということです。   (タンフ ノア 13)

自分が一番気をつけないといけないことです。
でも酒は喜びを与えてくれます。   酔って喜びの心と悪い心の間でいることは難しいです。
人生のテーマですね。