タルムード式シュミレーション ジョーク
春遍 雀来さんの著書より。 例えば自分なら、ヨットのスポンサーを見つけたい。 いったいだれがスポンサーになると徳をするのか?・・・・・・・・・・ こんな感じですかね。 老哲学者ベレルはタルムードを読んでいた。顔を上げお茶を一杯飲んで、再び本を読もうとすると、さて、メガネがない。 いつもは本の上に置くのに、いったいどこへ行ったんだろう? 仕方なく部屋中を探し回った。タンスの中、机の引き出しの中、散らかっている紙くずの中までのぞいた。しかし、どこにも見つからない。 老人 ベレルは、げんこつを握りしめ、口もとをキリリと引きしめると、こう言い放った。 『私は偉大なるユダヤのタルムード的論理でこの問題を解いてみせよう!』 彼は部屋をウロウロ歩き、ユダヤ的なかっこうで腕を振りながら考え始めた。 『いったい誰が私のメガネを盗むと徳をするのか? まず第一にメガネをかけているやつだとしたらどうだろう。いやいや、そいつはもうメガネを持っているんだから、わざわざわしのを盗む必要などないはずだ。 それじゃ、第二にメガネをかけていないやつはどうだ。いやいや、メガネをいらないやつがわざわざ盗む必要などないはずだ。売るにしたって、メガネをかけなきゃならないやつに売るんだから、そいつらがメガネを持っていたら商売にならない。 とすれば、結論はこうなる。メガネが必要で、今は持っていないやつ、つまりメガネをなくしたやつがあやしい。 あれ? それはわたしではないか。 しかし待てよ、メガネをかけているやつは注意深い、注意深いやつがメガネをなくすわけがない。 そうならば、おでこの上にでも乗せておいたのを忘れたのに違いない。 それで、わしも普段はメガネをかけているから、同じことがいえるはずだ。たぶんメガネはおでこの上にあるだろう』 老ベレルが手をそーっとおでこにやると、なんと、そこにメガネがあった ❗️ 『やはりユダヤ人に与えられたタルムードは偉大じゃ❗️タルムード理論がなかったら、救世主の救いの日までメガネは見つからぬところにじゃったわい』 このシュミレーション・ゲーム感覚を身につけておくと、そのうちみえなくなった世界も探し出すことができるに違いない。 …………………………………………………………………………...